焦ると最悪のケースも!!中期から回復期の治療と家族のサポート!!

焦ると最悪のケースも!!中期から回復期の治療と家族のサポート!!

中期の治療をサポートする

うつ病の治療は家族のサポートが必要であり、高齢になるほどその重みは増すものです。初期治療で睡眠の改善やイライラや不安を取り除くことが行われますが、次の段階として、憂鬱、手がつかない、根気がないということに対して治療をおこなっていきます。この中期の治療段階が一番、時間がかかり、本人、そしてその家族も疲労がたまることが多いでしょう。本人は思うように活動できないつらさがあり、家族は意見を取り入れてもらえない気がして無力感を感じ始めます。この時期は、診察が1か月に1度のことが多くなりますので、家族から見た本人の様子を伝え、薬の調整や生活面のアドバイスをもらうようにしましょう。毎日、生活の流れを記載しておき、診察の時に見せる用意すれば治療もスムーズに進みますよ。

介護者の健康管理も大切

うつ病治療中の家族の対応の基本は、本人に寄り添う、治療に協力していくということです。家族が医師のような立場になって本人の相談に乗ってしまうと、家族自身が疲労困憊してマイナス思考になります。そのため、お互いにあせらず、あきらめずという気持ちがこの時期は重要でしょう。また、治療の経過では、治療を行っていなかった時の症状がぶり返すこともありますが、その状態で24時間、365日付き添っていては家族のほうが持ちません。特に高齢者の場合、介護をしながらということもありますから、治療が行き詰った場合には、数週間、入院治療をおこなうこともあります。家族の健康という意味でも疲労を感じ始めたら、早期に相談することも大事ですよ。

回復期をサポートする

なかなか回復しなかった、中期治療の症状が改善されれば、次は、興味がない、面白くない、生きがいがないという感覚の回復治療に入ります。この時期は行動できることが多くなり、行動できることで達成感や充実感を本人が味わうことができるようになります。ただし、100パーセントではないので、思ったよりもうまく行動できないこともあるでしょう。気楽にできること、自分にできることからやっていけるようになれば充分なのであせらないようにしましょう。また、この時期は支えている家族と本人とのギャップが意外と大きい時期です。周囲から見ると、回復しているようにみえても、本人は100パーセントかそうでないかは判断できるので、自分のことを理解してもらえないと、最悪、最初の段階まで戻ってしまうこともあります。うつ病による自殺はこの時期も意外と多いので、回復期だからとせかすことなく、じっくりとサポートを続けていきましょう。

うつ病チェックの仕方は一日憂鬱な気分が続いたり、イライラ、体が気だるい、自分を責めてしまう、不眠などがあります。